● 犬の優しさ の巻 ●
2007年 06月 03日
ラブラ が、初めて我が家にやってきた時の写真です。細~~(泣)
ラブラは、水道も電気もない劣悪な繁殖所から、子犬たちと共に保護されました。
レスキューのHPに載っていたラブラのプロフィールは、
<<繁殖所からレスキューした母ラブ。9才。
屋根のない、草ぼうぼうの中にあった檻の中に
ヒトリ寂しく、子供たちの居た犬舎の方を見ていました。
ご飯を思うように食べれなかったため、とてもやせています。
でも、(保護期間中)食事をする時は、まず子供たちに
あげていました。散歩後の水も先に飲ませていました。
夜中、やっと手の届くところにあった、支援物資のフードの袋に
手を掛け、子供たちのいるケージの前まで運び、
食べさせていました。
子供たちには、皆、里親さんが決まり、引き取られてゆきました。
母ラブにも、良い飼い主さんを探しています...(後略) >>
こんな姿なのに食べ物を譲っていたなんて。
マミーがわんこおじやを作っていると、嬉しくて待ちきれませんでした。
優しい「お母さん犬」だったラブラは、ウチに来た当初、部屋の隅に置いてある
ラブ・パピーの置物の前から離れようとしませんでした。(泣)
今でも時々寄り添っています。
毎日、お散歩中に立ち止まり、じっと眺める家があります。
レスキューされた後、一ヶ月間お世話になったマダムのお宅の造りに似ているのです。
玄関前のテラコッタの階段、2階のバルコニー...
犬は、自分が助けられたのだということを、決して忘れないのでしょう。
先輩犬のサンディは、暖かくラブラを受け入れて、いろんなことを教えました。
一度も意地悪をしたことがありません。(気が弱いので唸ることもできないし...)
泳いだことのないラブラを誘って、いつも、ひとつのボールをラブラの前に差し出します。
一度ラブラが誤って、プールに転落したことがあるので、
その直後から、「この階段を使うのよ~」と、粘り強く教えています。
by labdy
| 2007-06-03 14:12